近年では子供から高齢者までタブレットやスマートフォンを活用するようになりました。
学校でもタブレットやスマートフォンを使って授業を行っているところもあり、今までのように子供にスマートフォンを与えない、ということも難しくなってきています。
また自治体によっては高齢者の単身世帯向けにスマートフォン、タブレットの貸し出しをして、病院の予約や移動のためのタクシー、バスの予約、更には体調管理などといった生活に向き合ったサービスを提供しています。
これらの変化に伴って、それぞれアプリの必要性や実用性が重要なポイントになってきています。

特にスマートフォンのアプリ開発においては、企業だけではなく個人でも開発ができたり、販売することができるので同じようなアプリでも使う人によって便利なアプリを選ぶことが可能です。
一般家庭向きのアプリとして、家計簿などのアプリがありますが、その家庭によって必要な項目や内容に違いがあります。
今まではアプリに合わせて使用するというケースが殆どでしたが、これからは自分に合わせたアプリを使うことが前提になってくるでしょう。
それほどアプリは多様化してきているのです。

この変化はアプリ開発者にとって、大きな課題でもあります。
人によって求めるものが違うのに、対応できるものを作らなくてはいけないからです。
そこでどのようなアプリが必要なのかということを、しっかり把握して全体像を作り上げておく必要があります。
全体像ができれば、その目標に向かってより近いものを作り上げていく手段、方法を考えることができるからです。
多くのエンジニアは手段も方法も、いくつか持っていると思います。
その中からより適したものを使うことで、全体像に近づけることができるはずです。
エンジニアにとってネイティブアプリとハイブリッドアプリのどちらを使うか、ということは出だしの大きなポイントになりますので、その判断をするのにも役立つと思います。